"OK Computer"後に出されたミニ・アルバム全7曲。1曲目以外はすべてアルバム未収録曲で、たぶん"OK COMPUTER"に入りきらなかった曲たちだったのであろう。
しかしながら、どの楽曲も完成度が高い。やはりこの頃のレディヘは最高だと思わせる。
ダークなイメージを与える"Pearly"。美しく優しいメロディから、突如激しいギターサウンドへと昇華される"Polyethylene"。
そして、ギターの切れ味抜群の名曲"Palo Alto"。この曲は、当初"OK Computer"と名付けられていたらしい。しかし、なんらかの理由で曲名が変わった。"Palo Alto"はアメリカのサンフランシスコの南部に位置する都市の名前。ここにはスタンフォード大学をはじめ、多く研究所やのコンピューター関連企業があり、最新のテクノロジーが生まれる場所として知られている。その曲名ぴったりに、多彩なエフェクトを取り入れた近未来的なサウンドを聴かせてくれる。まさにこのアルバムの締めにふさわしい名曲です。
このアルバムは、レディへファンなら絶対外せない一枚でしょう。
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今日はとてもいい天気。そして9月に入ったにしては暑い日。家にいても何もやる気しないので、
サイクリング に出掛けた。
いつも通り、東京・荒川
サイクリング コースをひた走る。
今日のBGMは、
ベン・フォールズ・ファイブ 時代の
ベン・フォールズ が、ソロプロジェクト"Fear of Pop(ポップの恐怖)"として発表したアルバム。初めて聴いた時はド肝抜かれたもんだ。ギターレスピアノロックで人気を得ていたバンドのサウンドとここまで違うとは、たいしたもんだ。彼の音楽センスは素晴らしい。
ジャンルとしては
テクノ とさせて頂いているが、ロックやポップにも通じる遊び心満載のサウンド。一言でいうと"カッコイイ"。"Kops"で見せるF1並みの疾走感。これがまた
サイクリング に合う。レースにでも参加しているような錯覚になり、ペダルを漕ぐ足にも自然に力が入る。夢中になって、前をジョギングしていたおっさんにぶつかりそうになった。。
その他、センチメンタルな曲や語りが入ったアッパーな曲など、バラエティに富んだ構成で、音の楽しさがじんじんと伝わってくる。
このプロジェクトでの彼の音楽性は、
ベン・フォールズ・ファイブ の3rdにも影響を与えた。
フュージョン (=エレクトリック・ジャズ)の傑作として名高いアルバム。
カモメが気持ち良く海上を飛んでるジャケットの絵にぴったりマッチする音楽。キーボードの音が心地よく、全体的にはプログレな感じがするこのアルバムは、もはやジャズの枠を越えてロックに近いとすら思わせる。
残暑の厳しい日に聴くと、爽快感があって、若干涼しくなります。そして3曲目では、思わず口笛を吹いてしまうぐらい幸福な気持ちになります。
ただ、このアルバムを聴くと同時に苦い思い出も蘇る・・・。
友人の結婚披露宴で余興をした時のこと。このアルバムをバックミュージックに使い、"催眠術"を行った。内容はここでは省略するが、けっこうな勢いですべってしまったわけで・・・。最後はなんとかつじつまを合わせて拍手を頂いたが、う~ん、申し訳ないことした。。
このアルバムは、2ndの後に出されたアルバムで、1st、2ndに収録された曲のライブ音源、未発表曲を含む編集盤です。故に、1st、2ndを聴いて
ベン・フォールズ・ファイブ が好きになった人は是非聴いて欲しい。そうでない人は聴かないほうが良い。
ライブ音源の"Underground"、"Julianne"は、オリジナルよりテンポ速めでアドリブも効いているのでとてもカッコイイ。臨場感がよく出てます。"Philosophy"は若干演奏に乱れがあるけど、ピアノの力強さでカバーって感じ。
未発表曲"Emaline"。軽快なリズムとさわやかなコーラス。ピアノの音色も美しい。
そしてこのアルバム一番のお気に入りは、未発表曲である"Twin Falls"のライブ音源。バラードで、序々に少しづつテンポアップし力強くなっていくメロディ。そして最後はしっとりと締める。
ライブ音源が多いためか、全体的に楽しさ、遊びこころが伝わる感じに構成されている。いまいち聴き辛い曲が数曲あるのが残念なところ。。
このニュース見てびっくりした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060823-00000307-yom-bus_all
まさか
タワーレコード が破綻してしまうとは(アメリカの話で、日本の
タワーレコード にはまったく影響ないらしいが)
そんなにみんなはネットから音楽を購入しているのだろうか?
まあ、そうだから破綻してしまった訳だが。
確かに、MP3プレーヤー全盛期に入り、外では
iPod 、家では
iTunes で音楽を聴いている私だが、ネットから音楽をダウンロード購入したことはまだない。
もともと音楽って形のないものだけど、CDという媒体を含めて購入することで、コレクションの1つになるというか、そもそもジャケットも含めて作品になる、1つのアルバムとなる訳だし。
だから、いくら手軽で安くて、聴きたい曲だけ聴けるからといって、ネットからダウンロードする気にはなれんのです。CDでも、中古とかオークションで安く手に入れることはできる。
でも、この先どんどん音楽配信が主流になって、画期的なサービスが生まれて、そしたらCD媒体がなくなる時代が来るのかな~。まあ、私が生きている間はないか。。
天気が良かったので、東京都・
荒川サイクリングコース を4時間程走った。愛車の「
KHS F18-R 」で。走っている最中、iPodでこのアルバムを聴きながら。
サイクリングにぴったりのアルバム。ずんずん疾走する
サーフロック が、ペダルを漕ぐ足に勢いを与えてくれる。"I'll See You Around"の極上のメロディに心奪われ、"Scared"の壮快なリズムに漕ぐ足もリズミカルに。"There Goes Summer"、"Pixie, Pixie"辺りでは、もう気分はノリノリで、気付いたらけっこうなスピードで走っている自分がいる。全然疲れない。いやー気持ちいい。
どこまでも真っ正直なギターサウンドに美しいコーラス。この2ndアルバムは、Silver Sunのなかでも一番のお気に入りです。
そういえば、近くアルバムを出すみたいですね。4枚目。どんな出来なんだろう?? とりあえず購入せな。
日本で一番好きなロックバンドは?と聞かれたら、迷わずこのバンドを挙げる。
氷室京介 、
布袋寅泰 を擁した"
BOOWY "の音楽を、私は聴き続けるのを辞めない。一生聴き続けるだろう。このバンドを超える日本のロックバンドはない。そう思いたい。
このアルバムは、そんな彼らの記念すべき1stです。
ジャケットを見て分かるように、この頃のメンバーは6人いました。のちに固定となった4人(
氷室京介 、
布袋寅泰 、
松井常松 、
高橋まこと )以外に、
諸星アツシ と
深沢和明 がいましたが、このアルバムを最後に脱退してます。2nd以降、急激に変化する"
BOOWY "の音楽性についていけなくなったというのが原因らしい。
さて、この1stですが、黄金期の"
BOOWY "しか知らない人が聴くと、躊躇いを隠せないでしょう。とてもシンプルで厚みのないストレートなロックサウンドと荒々しい歌詞。ただ、氷室が歌うそのパンクで狂った歌詞に乗せて聴こえてくるこのサウンドこそ、"
BOOWY "の原点であり、他のアルバムでは決して聴けないトゲトゲしい威圧感を感じる、特別なアルバムなのです。
このアルバムの代表曲と言えば、"Image Down"、"NO N.Y"になるかもしれませんが、私としては、7曲目"Mass Age"から12曲目"On My Beat"までのパンクな楽曲のオンパレードが好きで、どの曲が一番とか言えません。
このアルバムを聴くと決まって思い出す昔のこと・・・
友人が私に向かって、「お前はBOOWYの曲で例えると"Rats"みたいなやつやな~」と言った。
私はその友人に向かってこう返答した、「お前は"Moral"みたいな生き方してるくせに!!」
その友人とは、学生時代に数えきれないぐらい飲みに行き、音楽について語り合い、そしてカラオケではBOOWYの曲を熱唱した。
今ではお互い住んでる場所こそ離れてはいるが、親友の一人である。
あーまたこいつと飲みに行きたいな~
レディオヘッド が"OK Computer"を出した頃、すっかり彼らにハマッてしまい、つい買ってしまった
ビデオクリップ 集。収められた7つの映像は、観直さなくてもけっこう鮮明に覚えているもので。それぐらいインパクトがあった。作品ごとにコメントを。
1.Paranoid Android
意味不明なアニメーション。時に残酷な場面も。この曲がいっそうそれを引き立てるというか。怪しい世界です。
2.Street Spirit
モノクロ映像で、突如スローになったり、元のスピードに戻ったり。人の動きが美しい。
3.No Surprises
画面いっぱいにトムの顔。そして下からだんだん水位が上がってきて、しまいにはトムの鼻から息がブクブクと・・・。でもなんとか歌ってる。それがおもしろい。
4.Just
唯一、バンドの演奏のシーンがある作品。とてもカッコイイす。ストーリーも印象的で、演奏が終わったころには、外で大勢の人々がぶったおれてる。そしてそのなかの一人が何かつぶやいてるんだけど、なんて言ってるか分からない(字幕がない)。たしか、
椎名林檎 の"幸福論"のPVが、この作品にとても似ていた。ような。
5.High And Dry
パルプ・フィクションを思い起こすようなレストランでのシーン。気付いたら周りのみんながこの曲を口ずさんでいる。クールな作品です。
6.Karma Police
トムを乗せた運転手不在の車が、前を走るおっさんをひたすら追いかける。そして最後には驚きの結末が・・・。
7.Fake Plastic Trees
トムがショッピングカートに乗せられて、曲にあわせてゆったりとしたスピードで動いていく。周りはとても美しいカラフルな背景。その映像美に目が釘付け。
どれもこれも意味不明な展開になってはいますが、一度観るとまた観たくなる。そんな映像ばかり。今だに、曲と映像がセットになって脳に記憶されているみたいです。
映画を観るときは、そのバックに流れる音楽にも注目してしまう。
この映画は、ビートルズの曲をまんべんなく使い、すばらしい感動作に仕上がっている。故に、映画を観た後、すぐにサントラを購入した。
このサントラ、ビートルズの楽曲をステレオフォニックス、シェリル・クロウ、ベン・フォールズ、ヴァインズなど、様々なアーティストがカバーして構成されたアルバムです。どの楽曲も、アコギやストリングスを多用した、やさしいメロディとなっていて、映画にぴったりハマっています。映画上でも、ビートルズに敬意を表した設定がいつくか出てきます。
もちろん、映画を観た後に、このサントラを聴いて欲しい。そうすれば、サントラだけでも泣く事ができます(笑)。それぐらい、私はこの映画に感動してしまった。
特に、"Two of Us"、"Blackbird"を聴くと、ルーシー(ダコタ・ファニング)の愛らしい笑顔が浮かんできて、もうだめです・・・。
ビートルズの曲って、この映画以外にも、いろんなところでカバーされているが、どんな場面にもマッチしてしまう。凄いな~。
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